太陽ガス 暮らしのインフォメーション

RESEARCH INSTITUTE OF ELECTRIC POWER INDUSTRY 未来電機研究所

太陽ガスの地域電力事業は、
電気を売るだけではありません。
鹿児島の自然や気候、
ライフスタイルに合っ
た電気ってなんだろう?
少しづつですが、進んでいく研究成果や
プロジェクトをご紹介します。

2017.12.04

第29回 〜水力奮闘記⑧〜


「エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議」略してエネ経会議。10月20日にこの団体主催の勉強会がありました。その中で私も太陽ガスの取り組みを紹介させてもらいました。 このエネ経会議の代表理事である鈴木悌介さんのお話が非常に良かったので、ご紹介させていただきます。この方は小田原の蒲鉾屋「鈴廣」の副社長。商工会青年部の会長を務めたことがあるので全国に友人がたくさんいらっしゃるとのこと。東日本大震災のときに被災した仲間の支援活動をいち早くされたそうです。計画停電で思うように蒲鉾の生産体制も作れない。東京では水道水からセシウムが検出されて首都圏では大騒ぎしていたので、会社の地下水を無料開放したそうです。このような体験から鈴木さんはこう思われたそうです。 「そのときつくづく思ったのが、普通に歩けて、水が飲めて空気が吸えるから、おいしいものを食べに行こうとか、洋服を買おうかとなるわけで、普通の安全・安心な暮らしがあってこその経済活動なのだということです。」「絶えず見えない放射能におびえながら暮らしている中で、GDPがどうとか経済成長がどうとか言っても意味がない、いやそもそも成り立たない。」 こういう意見を持った会社経営者がいて、精力的に活動されているお話を伺い、なんともうれしい気持ちになってしまいました。悌介社長「私たちは出来ることをやって行くだけだ」。こういう会社を、私たち一般消費者が応援して世の中を明るくしていきたいですね。

─文:新エネルギー推進チーム 及川

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