2024.06.01
第107回 市民ファンド③
エネルギーインフラは生命・生活に絶対不可欠なものですよね。
このエネルギーですが、運輸に使われる燃料も含めると、
地球の未来を左右する気候変動危機に圧倒的な影響力を持っています。
つまり、エネルギーの問題は私たちにとって身近であり、そして地球の将来を左右する課題になっています。
地球沸騰化という危急存亡の秋に私たち一般人にできることはどんなことがあるのでしょうか?
省エネ、飛行機になるべく乗らない、ベジタリアンになる、などなどあると思いますが、
その一つは自然と人にやさしい自然エネルギー事業に自ら参加することだと思います。
しかし、資金力、情報量が乏しい市民が独自で事業をするのには高い壁が立ちはだかります。
そこで大きな可能性があるのが「市民ファンド」だと思います。
出資者は少額からでも「自然エネルギーを増やすこと」や「気候変動対策である脱炭素」に参加することができるのです。
いち出資者の発言力と資金力は小さくても、塵も積もれば山となるです。
少しずつでも、多くの人たちから孫悟空が集める元気玉のように破壊力はすさまじいものになりえます
(塵といっても各出資者の虎の子になるわけですから威力もはかり知れないはずです)。
私たちの将来がかかっているエネルギーに関われる機会を「市民ファンド」が提供してくれるのです。
─文:新エネルギー推進チーム 及川