2017.11.06
第28回 〜水力奮闘記⑦〜
「今はドイツから水車が入ってくるのがとても楽しみです」と前回書きましたが、どういうことなのか2転3転、いや4転5転して「おあずけ」状態です。
水車を運搬する業者の手違いか何かで船積み出来なかったそうです。
博多港に着く予定だったのですが、鹿児島港にしていいかという問合せが緊急で来ました。
私の事務所までドイツから電話がかかってきて、ドイツ人が(英語で)「誰か英語を話せるひとはいますか?」とドイツ水車メーカー。
私は(ドイツ語で)「ドイツ語でお願いします」と。なんか変な感じでした。
この「永吉川水力発電所」はひおき地域エネルギー株式会社という会社が事業主です。
この会社は日置市の会社や日置市、鹿児島銀行などが出資している電気の小売会社です。
太陽ガスが旗振り役をして設立をしました。
この発電所の”安心・安定電気”を太陽ガスが調達して小売します。
2転、3転いや4転、5転がやっと慣れてきた私は悟りの境地のように、「一喜一憂せずにただ責任を果たすのみ」という心境で事に当たっております。
この永吉川発電所以外にも太陽ガスで取り組んでいる地点が9地点ほどあります。
今回の経験を活かし、より素敵な水力発電所を形にして行きたいと思って取り組んでいます。
─文:新エネルギー推進チーム 及川