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KAGOSHIMA BOOK かごしま図鑑

「かごしま図鑑」では、
鹿児島の様々な人・食・暮らしなどを、
写真を通してご紹介します。
撮影は、鹿児島県在住の写真家・松下瑞樹。
鹿児島に縁深い方も縁遠い方も、
図鑑をめくるようにお楽しみください。
鹿児島の新しい風景が
そこにあるかもしれません…!

2016.05.26

【第3回】西郷さんと川内高城温泉街


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鹿児島県薩摩川内市にある川内高城温泉街はレトロであります。
3号線沿いから山間を抜けて温泉街の入口に来るとまず細身の西郷さんが
銭湯に浸かっている衝撃的なビジュアルが待ち受けています!!!

なぜ西郷さんがここまで遠いところまで来ていたかは、
「せんだい高城温泉よか湯協議会」のホームページから、
引用させていただきましたので、下記ご覧ください。

まずこの町並みが最高にいい雰囲気を出しています!
自分が幼かった頃みていた地元 宮之城の風景を思い出します。

あと肝心な温泉の泉質としては、アルカリ性単純硫黄泉で「美人の湯」と言われています。
西郷さんがよく入っていた共同湯 以外にも全部含めて10箇所の銭湯があります。
旅館もありますのでお時間があれば一泊して明治大正ロマンに浸っていただきたいです!

 

「せんだい高城温泉よか湯協議会」のホームページ

http://www.sendaitakionsen.com/

*西郷さんが川内に訪れた史実として板垣家との関わりがあります。
板垣家は水引郷五代村(薩摩川内市五代町)の豪農、
かつ豪商。
「川内川の水が逆さに流れる事はあっても板垣どんの財産がつぶれる事は無い」
とまで言われた資産家でした。嘉永元年(
1848年)二月十七日、
西郷さんの残した手紙に板垣与右衛門、休右衛門に借金の礼状があります。
西郷家は大家族で貧しく弘化四年(
1847年)西郷さんは
父の吉兵衛とともに板垣
家を訪れ、百両を借りています。
また弟、吉次郎が板垣家へ出した手紙もあり、両家の親交が伺えます。
さらに明治五年(
1872年)、明治天皇の巡幸に従っ て帰鹿した西郷さんは、
板垣家に二百円を返済し、長年の恩を感謝しています。

西郷さんは二十歳の頃、郡方書役として
高城川妹背橋の工事監督助手をしたり、田畑の検分の為川内を訪れています。
また明治になってからもよくウサギ狩りに来ていたと伝えられています。

この頃、川内高城温泉に訪れた逸話を残しています。


Photo & Text

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松下 瑞樹
シティ ライツ カンパニー 代表

◯鹿児島で写真と映像、編集のお仕事をしております。
記念撮影から広告撮影、映像制作まで幅広く活動しています。
◯K-ADC九州アートディレクター アワード 2014/映像・モーション グラフィックス部門にて銀賞受賞。
同じくK-ADC 2015にてベスト フォトグラファー部門で入選。
シティ ライツ カンパニー blog http://blog.livedoor.jp/matsushita8417/

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