2019.05.01
第46回 水力発電の作り方
写真1:他県での水力事業のお手伝い
「水力」に関わっている人は、独特な雰囲気の方が多いですね。一種変人というか、オタクというか、上品な言葉を使うと「天才肌」。水力の事業化にはたくさんの『変人』の協力が必要です。先ずは事業をしようという事業者、そしてお金を出してくれるスポンサーや金融機関、重要なのがやはり設計コンサルタント会社です。それに測量会社に水車メーカーと土木工事会社や管材などのメーカーや商社さん。 水力発電所が特殊なのは、地点ごとでオーダーメイドだということです。地点が変われば、設計ももちろん変わりますし、川に流れる水の量も全然違ってきます。水車の種類も違うのでその地点に合った水車を選ばないといけません。こんなことは「水力」を心から好きじゃないと出来ません。 太陽ガスが求めているのは地域で創られた「水力発電のでんき」。そのお手伝いをこれからどんどんしていく予定です。『変人』とのコミュニケーションは大変です。変人いや天才肌じゃないと勤まりません。
写真2:水力発電アドバイザーと
─文:新エネルギー推進チーム 及川