2026.07.01
第132回 「日本のエネルギー自給率」
中東情勢の悪化により、日本のエネルギー自給率の低さが浮き彫りになってきました。日本の国土には化石燃料の埋蔵量がほとんどなく、さらに東日本大震災から原発の停止が続いたこともあり、現在のエネルギー自給率約16%にとどまっています。
残りの約84%は海外から輸入される天然ガス、石炭、石油に依存しており、日本にとっては欠かせない原料です。これらは日本の電源構成においても約70%を占めています。エネルギー安全保障の強化について改めて考えないといけない局面となってきています。
電気代の高騰から家計を守り、有事でも強い暮らしをつくるために、エネルギーを自分でコントロールするという意識が重要になります。
例えば、住宅の断熱性を高めることや、家電を見直すことによる節電。太陽光パネルや蓄電池導入によるエネルギーの自給自足。また、再生可能エネルギーを推奨している電力への切り替えにより日本のエネルギー構造を変える一助にもなります。
どんな暮らしを選び、どんな未来にしていくかは世の中の流れだけでなく、私たち自身の選択によっても変えていくことができます。

─文:電力事業部 中村俊文












