2016.11.01
第16回 〜海の見える棚田の発電所〜
黄金色の稲穂がこうべを垂れて美しい棚田の風景が広がる日置市東市来町の玉田地区。
この玉田土地改良区内に実験機の小水力発電所があります。田んぼの用水路から川に帰るだけの水がただ流れていたのですが、これを有効活用できないかと地元の方が言い始めたのがきっかけでした。
小水力発電と言ってもほんとに小さなもので、2kWのおもちゃみたいなもんです。(この実験機を設置したのは合同会社ひおき発電ですが、この会社は地元の有志でつくった会社です。)
実験機として作ったこの小水力発電所ですが、なかなか思った結果が出せていませんでした。
独立型の小水力発電をバッテリーなしで動かしていくことに大きな壁があったのですが、今それを改良して系統連系して売電することを考えています。
この電気は太陽ガスが調達して地域のお客さんにお届けしていきたいなということで、私の最優先事項の一つとして動いています。
ちっちゃな機械ですが、安心で安全な電気を地産地消で回していければ、そういう電気をどんどん増やしていきたいと思っています。
今回は新エネチームの及川がお伝えしました!