2016.05.01
第10回〜箸休めのものづくり〜
こんにちは。
川の水は未だ若干冷たい今日この頃、川底の石につまずき水没した鹿児島のエジソンこと、吉留です。
未来電気研究所と言いつつ、関係の無いことをお話しますが、
2週間で2度もiPhoneを水没させてしまいました。私の水没談とは別ですよ?(笑)
しかしなんとか立ち直ってくれて、執筆中の今は一応動いています。
つくづく胸ポケットはボタンのついているものがいいなと思いました。
さて、前置きはこのくらいにして、先月までは私の失敗談とともに少し難しい話を織り交ぜたので、
今回は水車の仕組みをわかりやすく見るために僕がつくったものを見てもらおうと思います!
軽く箸休めといったところでしょうか(笑)
僕は何を隠そう、図面を描くことが大好きで、1日中没頭することもあります。
こうした特技が功を奏し、実は実験用の水車を3Dプリンターを使って作っています。
5月22日に催しますリフォームフェスタでは、3Dプリンターを会場に持ち込んで
実演も行ないますので、是非足を運んでくださいね!
宣伝になっちゃいましたけど(笑)
今回ご覧いただく水車は、東市来は伊作田地区の玉田土地改良区に、
合同会社ひおき発電が設置している水車の縮小版です。
そのまま小さくなるように設定して、プリントアウトしてみました。
図面を描くのが好きな僕も、3Dプリンターを使い始めたころは、
紙への印刷とは訳が違い、かなり苦労しました。
僕の使っている3Dプリンターは、樹脂を少しずつ積み重ねて立体的にしていくものなのですが、
その厚みは一番小さくて0.1mm(※皆さんが普段使うコピー用紙が大体0.08mmです)なので、
例えば3cmの高さのものを印刷するには、300回も積み重ねなければなりません。
こちらの“ブラックヨーコちゃん”は、先日太陽ガスのfacebookページにもアップしましたが、
高さが約150mmあって、中が空洞にも関わらず約6時間ほどかかってやっと生まれました。
(中の光は別で設置しました)
いま作っているこちらの水車は、羽根も含めた一体型のデザインのため、出来上がりは夜中になりそうです…
この水車が回っている姿もリフォームフェスタでごらんいただける予定なので、ご期待ください!!
と、最後まで宣伝になってしまいましたが、こんなものづくりもしているよー!!という回でした。
次回はまた、小水力発電への道のりをお話したいと思います。