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RESEARCH INSTITUTE OF ELECTRIC POWER INDUSTRY 未来電機研究所

太陽ガスの地域電力事業は、
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少しづつですが、進んでいく研究成果や
プロジェクトをご紹介します。

2016.06.01

第11回〜小水力発電を始めるための道のり – 環境調査 – 〜


みなさんこんにちは。エジソンの部屋のお時間です。
毎日ムシムシしていますが、今回も「道のりシリーズ」行きます!
(今シリーズ、このままだと何年もかかりそうなので笑、
更にコンパクトに、今回含め残り3回程で完結予定です。)

前々回までは流量観測についてお話しし、前回は少し箸休めを入れました。

ここからが大変なのですが、川の水を使った発電には
その川の水量や環境の調査が必要になってきます。

突然ですが、皆さんも滝をみて
「嗚呼マイナスイオン〜♪」「癒される〜」と思うことがありますよね?
僕も山中の滝を見に行くのが好きですが、特に大きな滝だと見た目も綺麗でほっこりします。

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(▲僕の好きな滝、おすすめです!)

そんな滝の水がある日を境になくなってしまったらどうでしょう?
何ともやりきれないというか、残念な気持ちになりますよね。

そういった環境維持の為にも、発電前の水量調査は必要不可欠です。
発電に使用できる水量は、川ごとに定められた常時流すべき量(維流量)によります。
たくさん水が流れているから、たくさん発電できるわけではないんですね。
また、僕たち人間が家に住んでいるように、川にはお魚やカニなど様々な生物の住処があり、
それらを脅かすことは許されません。自然の摂理ですね。
川の生物がどれだけ棲んでいるか調査してから、水力発電を行なうかどうか判断します。

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(▲カワムツさん)

これらの自然環境の調査を行なって初めて、発電の計画を立てられますが、
その中でも、どの地点から水を取りどの地点に落とすのかを、明確にする必要があります。
それは、多くの場合は田んぼですが、その区間で他に水を使う人がいるかもしれないからです。
その為、お米農家さんは周りの方と共同管理で、水利権を持っています。
水利権は先に持っている人が優先されるため、あとから申請をする人はそれらを差し引いて水量を考えます。
取れる落差については測量を行なって割り出します。
そうして発電出力を計算し、初めて水車の選定に移ります。

細々としたことは割愛しましたが、次回は水車の選定編です。
少し難しいお話になりますが、次回も是非お付き合いくださいね!!

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