太陽ガス 暮らしのインフォメーション

RESEARCH INSTITUTE OF ELECTRIC POWER INDUSTRY 未来電機研究所

太陽ガスの地域電力事業は、
電気を売るだけではありません。
鹿児島の自然や気候、
ライフスタイルに合っ
た電気ってなんだろう?
少しづつですが、進んでいく研究成果や
プロジェクトをご紹介します。

2023.05.01

第94回 2050年カーボンニュートラル?⑦

走っている車は全て電気自動車(EV)。
家庭のエネルギーは屋根に降り注ぐ太陽のエネルギーを使っています。
CO2を大量に放出する火力発電所やリスクが大きすぎる原発はほぼ全て閉鎖されました。
風任せ、お天気任せの自然エネルギーだけでは
過不足があるので大量に設置された自然エネルギーで発電した余りは
水素エネルギーに変換したりEVや巨大な蓄電池に貯めて必要な時にまたそこから使います。

地域主体で脱炭素に取り組んだところでは
エネルギー代は地域に落ちるので良い経済循環(図)ができていますが、
地域外の巨大資本が主体で事業をした地域では
エネルギーコストは地域の外へ流出し続けてしまいます。
こうして脱炭素至上主義の元2050年時点でカーボンニュートラルを達成はしたものの、
地球の平均気温は産業革命後1.5℃を上回り災害の頻度と規模が増えてしまいました。

というのが前回から2050年CNの未来予想図でした。
自然エネルギー時代の到来がもうすぐそこまでやってきていますが、
災害リスクを抑え軟着陸するには早急に取り掛かる必要があります。(つづく)


図:地域経済循環(出典:環境省 脱炭素ポータル)
https://ondankataisaku.env.go.jp/carbon_neutral/topics/20210928-topic-12.html

─文:新エネルギー推進チーム 及川

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