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RESEARCH INSTITUTE OF ELECTRIC POWER INDUSTRY 未来電機研究所

太陽ガスの地域電力事業は、
電気を売るだけではありません。
鹿児島の自然や気候、
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た電気ってなんだろう?
少しづつですが、進んでいく研究成果や
プロジェクトをご紹介します。

2023.06.01

第95回 2050年カーボンニュートラル?⑧

グレタ・トゥーンベリという名前を一度は聞いたことはあるかと思います。
スウェーデン生まれの彼女は現在20歳。
8歳ごろに「気候変動」を知り、大きなショックを受け、食事もまともに取れなかったそうです。
暗たんたる未来とその状況を知りつつ、有効な対策を取っていない現状に打ちのめされてしまったのでしょう。
その後自閉症(アスペルガー症候群)、強迫性障害と診断されています。
アスペルガーは自分に正直で、強いこだわりを持つため、他人との会話にも難があるそうです。
15歳の時に気候変動対策の実行を訴えて「気候のための学校ストライキ」という
学校の授業をボイコットしてスウェーデン議会の前に座り込みをします。
このことがメディアに取り上げられて、グレタさんに共感した若者の活動が
「Fridays For Future(未来のための金曜日)」という名前で世界中に瞬く間に広がっていきました。
日本各地でもこのFridays For Futureの活動が行われています。

グレタさんの演説を見た方は、強烈な大人批判に後味の悪さを感じるかもしれません。
かくゆう私もそうでした。
限られた断片的にしか入らない情報でそう思っていたのですが、
グレタさんの姿を撮った映画を見ると、「普通の」女の子であり、とても「知性的な」人なのです。
それはさておき、こどもたちや未来世代にも私たちと同じように豊かな地球で暮らす権利はあるはずです。
しかしこどもたちや未来世代は“今”社会の構造を変える力を十分には持っていません。
それができるのは“今”に生きている私たち大人なのだと思います。
「人類は岐路に立っています。どの道を進むのかを決めなければいけません。
将来、全ての生物にとってどんな生活環境であってほしいですか?・・・地球のために戦い続けます。
私たち自身の未来のため、私たちのこどもや孫のために。(グレタ・トゥーンベリ)」

─文:新エネルギー推進チーム 及川

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