2022.07.01
第84回 新しい発電所の近況
3月末に営業運転開始をした泊野川水力発電所の近況の報告です。
4月と5月の雨量はぼちぼちありましたので順調に発電をしてくれています。
発電開始前に想定していた数字と比べると
「ニヤリ」と口元がほころぶくらいではありますが、
少なくとも1年は見てみないことには何とも言えないのが実情です。
想定外と言えば、落ち葉の量です。
一号機の「水永吉君」と比べると、驚くほどたくさんなのです。
上流に堰がないため、川に流れる葉っぱは全部この取水口に流れ込んできます。
常緑樹の落葉時期に大雨が降れば、自動除塵機の後ろ側には落ち葉がてんこ盛り。
目を疑うような量です。
これから100年以上は自然にやさしい電気を生んでほしいですので
しっかりと見守っていきたいです。
写真:取水口の落ち葉
─文:新エネルギー推進チーム 及川