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KYŪCHAN’S LIFE 愛犬生活録

「愛犬生活録」では、
弊社社長が愛犬・キュウちゃんの日々を
月に1度、綴ります。
可愛らしい写真と合わせて、
ぜひお楽しみください♪

2026.04.01

満月

二〇二六年二月四日 愛犬のきゅうは、妻の腕の中で呼吸を止めました。病に冒され、発症からわずか一月で、この世を去りました。最後の五日間、壮絶な闘病となり、安楽に逝かせてあげられなかった痛みだけが残っています。
二〇一三年十二月一日に我が家へやってきてから、彼と共に過ごした十二年三カ月の日々は、美しい時間の連続でした。初めて、愛すること、愛されることの、本当の意味を知りました。初めて、生きること、死ぬことの、本当の意味を知りました。
最後の夜、いつものように、日置市伊集院町徳重二丁目の河岸の道を散歩に出かけました。歩けなくなった彼を、毛布にくるんで、ジャンパーにくるんで、乳母車に載せて散歩したのです。途中彼は、少しだけ歩いて、少しだけウンチしました。体に何も残したくなかったのだと思います。しまむらのところで、いつものように引き返すと、遠くの小高い丘の上に、まるい、大きな月が、いつの間にか昇っていました。「きれいだね」と、静かに妻がつぶやきます。私たちは立止り、寒空を見上げました。その瞬間、その光景が、永遠になったのだと、私たちは知ったのです。

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