2020.03.01
死亡遊戯
「愛犬生活録」では、弊社社長が愛犬・キュウちゃんの日々を
月に1度、綴ります。可愛らしい写真と合わせて、ぜひお楽しみください♪
年末年始と飲み会が続き、胃腸は悲鳴を上げていた。そんなある日、いつものようにキュウは朝5時に私を起こす。 1ミリの優しさもなく、その起こし方は軍隊式だ。起きなければグーパンチなのだ。
いやいや早朝散歩に出発する。
なんだか嫌な予感がした。
案の定、強烈な腹痛がやってきた。見回すが公園もなければ、コンビニもない。
腹の中を昨夜の酒が猛烈な勢いで回転し始める。 私の顔は痛みでゆがみ、脂汗が流れ始めた。
痛みに耐える私の顔はまさしく「死亡遊戯」のブルース・リーだ。私の異変にキュウが気付いた。
猛ダッシュで家路につく。わたしは、全神経をお尻の筋肉に集中した。
もう普通に歩くことなど不可能である。
「アチョー」闇夜に向かって、私は咆哮した。