2019.04.01
「二丁目の夕日」
「愛犬生活録」では、弊社社長が愛犬・キュウちゃんの日々を
月に1度、綴ります。可愛らしい写真と合わせて、ぜひお楽しみください♪
日曜日の午後、ドッグランに出かけた。そこはまだかわいい盛りのワンちゃんで溢れ、サロンのような雰囲気だった。そこに、中年オヤジのキュウが現れた。キュウは若造の子犬をつかまえて、俺様が上だと威圧行為を繰り返す。彼は年功序列主義者で、生意気な若造を許さない。年上に向かって「ヘイ!キュウ」などの気安い挨拶など、もってのほかである。しかし、アメリカンな民主主義教育を受けた保護者の皆様には、キュウの封建的な行動は時代錯誤もはなはだしい。しだいに華やいだ場がしらけはじめ、キュウは孤立した。寂寥感に包まれて帰路に就く。途中で下車して、日置市伊集院町徳重二丁目の河岸を二人で歩いた。流れゆく川に落ちていく夕日。 一面の景色が昭和のセピアカラーに染まり始めた。