2016.05.13
【第2回】南国の郷土民芸玩具
鹿児島県霧島市隼人町にあります「鹿児島神宮」できになる民芸品を購入してきました。
「鯛車・たいぐるま」は鹿児島県を代表する郷土玩具の中の一つで、
宮路武二さんという方が作られてます。
この玩具は鹿児島神宮のご神体「海幸彦・山幸彦」の伝説に由来したものだそうです。
鹿児島の錦江湾を舞台に、兄の海幸彦から借りた釣り針をなくし、
竜宮城へ探しにきた山幸彦は、針を飲み込んだ鯛から針を取ってやりました。
この鯛が「鯛車」のモデルだそうで、大昔の鯛車は前後の車の大きさが違い頭を下げていたようです。
山幸彦にお礼をいっているところとのことです。
他にも各市町村ごとに色々な言い伝えのあるユニークな郷土玩具がいくつかありすが、
とても可愛らしい陽気な玩具が多いように感じます。
南国鹿児島だからなんでしょうか??
と言うことで郷土民芸玩具探しの日々が続きそうです。
またご紹介をさせていただきます!
*
Photo & Text
松下 瑞樹
シティ ライツ カンパニー 代表
◯鹿児島で写真と映像、編集のお仕事をしております。
記念撮影から広告撮影、映像制作まで幅広く活動しています。
◯K-ADC九州アートディレクター アワード 2014/映像・モーション グラフィックス部門にて銀賞受賞。
同じくK-ADC 2015にてベスト フォトグラファー部門で入選。
シティ ライツ カンパニー blog http://blog.livedoor.jp/matsushita8417/