2022.05.01
第82回 循環するエネルギー
3月29日に営業運転を開始した泊野川水力発電所ですが、
安定して発電をしてくれています。
川に流れる水を利用して水車を回し、発電するのですが、
水は天からの恵みである雨によってもたらされます。
降った雨はまた蒸発して天に帰り、雨としてまた降り注ぎます。
この水の力を利用させてもらっているのです。
小水力発電は建設工事をするにも環境や自然に与えるダメージは限られているので、
自然エネルギーの中でも二酸化炭素の排出量が一番少ない発電方法の一つです。
カーボンニュートラルや地球環境保護を実現していくのに
小水力発電は重要な役割を果たしてくれます。
ウクライナでの惨劇は戦争の不条理さだけでなく、
エネルギーを他国に依存することの危険性や原発への攻撃のリスクを再認識させられます。
循環するエネルギーを利用して持続可能なエネルギー社会を未来世代へ繋げていきたいですね。
写真:城西高校サッカー部が職場体験で泊野川水力発電所に来てくれました
─文:新エネルギー推進チーム 及川