2022.03.23
第5回 タバスコ
「タバスコ使い切っちゃった!」となったのは、
ピザトーストを食べようとする朝のこと。
昨年は初夏に生唐辛子を買って以来ハマってしまって、
刻んだものをニラと醤油漬けにしたり柚子胡椒を作ったりと
一人ピリ辛ブームを過ごしていたのですが、
タバスコは中々減らないのもあって広島のレモスコを愛用していました。
そんなタバスコが切れた朝、あと1滴でないもんかと空き瓶を振りながら、
タバスコ作っちゃおうと思い立ちました。
ネットで調べたところ、どうやら生唐辛子100g、塩3g、酢50gを
ミキサーにかけて熟成させるのが基本とのこと。
手袋を付けて、ストックしていた生のハラペーニョと赤唐辛子からハサミで種を取り除き、
塩、果実酢とミキサーへ。
キッチンの空気が辛くなってくるのに耐えつつ、
水分が足りなかったので少しお酢を足して滑らかになったら完成です。
消毒した瓶に入れて保存します。
一晩おいたものは市販のタバスコに比べてシンプルな味で
どんな料理にも使いやすい感じ。
後日、個人的に酸味が欲しかったので
唐辛子とハーブ、ニンニクを漬けたお酢を足してみると市販のタバスコに近づきました。
もう少し研究してみて、完成したら本誌でご報告いたしますのでお楽しみに!
─小平昇平