太陽ガス 暮らしのインフォメーション

KAGOSHIMA BOOK かごしま図鑑

「かごしま図鑑」では、
鹿児島の様々な人・食・暮らしなどを、
写真を通してご紹介します。
撮影は、鹿児島県在住の写真家・松下瑞樹。
鹿児島に縁深い方も縁遠い方も、
図鑑をめくるようにお楽しみください。
鹿児島の新しい風景が
そこにあるかもしれません…!

2016.10.19

「竹籠・創作竹芸とみなが」


かごしま図鑑・太陽ガス プレゼンツ 「竹籠・創作竹芸とみなが」 こちらの竹籠は左が新しくて、右が30年ほど使われていていまでも現役のモノです。 使えば使うほど魅力が増していく竹。 地元が宮之城ということもあり竹製品が普段から生活の中にあって常に目にはしていたけれども、ここ数年の民藝運動の盛り上がり?のお陰で無意識に生活の道具として使っている自分がいます。 子供の頃は街中に職人さんがいて軒先きで作業をしている風景を見ていたもんですが、いまでは全く見かけなくなりました。 時代の流れなのかも知れませんが、いま現代でも伝統工芸品を次の世代に残していこうと活動されている富永 剛さんから頂いた内容を紹介します。 ◯鹿児島で竹といえば「ちくりん村のかぐや姫」を擁するさつま町宮之城を思い浮かべる方も多いだでしょう。竹籠やざるなど、いわゆる手編みの製品だけでなく、竹筒の形状をそのまま利用した花器や、箸などの日用品、春の食卓に欠かせない旬の産地でもある。 しかしながら竹が"一部地域"の特産品となったのは最近のことだ。以前は県内各地にざるを編む職人がいて、市には名も知れぬ作り手たちの竹籠がずらりと並んでいたといいます。竹は県民の生活に根ざしたものでした。 ところが安価な輸入品やプラスチック製品に押され、いつしか職人と呼ばれる人は減っていきました。竹という資源は豊富でも、竹を使う人は減り、竹を切る人が減り、山が荒れてくる。 県産の竹籠は輸入品ね比べ作りが細やかかつ丈夫で長持ち。 年月を経るにつれて味わい深い色になっていく。 使う人と生活を共にしてくれる楽しさがある。 #かごしま図鑑 #太陽ガス

ミズキ マツシタさん(@matsushitamizuki)が投稿した写真 –

松下 瑞樹
シティ ライツ カンパニー 代表

◯鹿児島で写真と映像、編集のお仕事をしております。
記念撮影から広告撮影、映像制作まで幅広く活動しています。
◯K-ADC九州アートディレクター アワード 2014/映像・モーション グラフィックス部門にて銀賞受賞。
同じくK-ADC 2015にてベスト フォトグラファー部門で入選。
シティ ライツ カンパニー blog http://blog.livedoor.jp/matsushita8417/

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