2020.06.01
第59回 小さな水力発電所の作り方①
水力発電の歴史は古く、人類が初めて電気を使いだしてからあった発電方法です。電気を使っていた以前より水車を活用して色々なことに利用してきました。例えば脱穀や製材など身近なところに使われていました。驚くことに、水車は水を低いところから高いところへ運ぶこともできます。 さて水力発電ですが、日本では大正時代から電気を供給するために地域の人々の手によって盛んに造られました。他の発電方法と比べると水力は構造が単純で、そして川の水があれば力(電力や動力)を頂戴できるので古くから利用されていたのだと思います。この水力発電が(筆者の主観ががっつり入っていますが)再度注目されています。「持続可能なエネルギー」という観点からですが、その水力発電所の作り方を次回からお話しできたらと思います。
─文:新エネルギー推進チーム 及川