太陽ガス 暮らしのインフォメーション

RESEARCH INSTITUTE OF ELECTRIC POWER INDUSTRY 未来電機研究所

太陽ガスの地域電力事業は、
電気を売るだけではありません。
鹿児島の自然や気候、
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た電気ってなんだろう?
少しづつですが、進んでいく研究成果や
プロジェクトをご紹介します。

2017.06.07

第22回 〜水力奮闘記②〜



「これで小説が書ける」と言ったのは、高知で小水力発電所をつくった古谷さんでしたが、自分の文才は置いておいて、一連の事件を眺めてみるとそんな気が自分もします。さて、前回の続きですが、手ごろな価格で性能もいいドイツの水車を見つけたところまで話しました。作った電気は全量売電しますので、九州電力の系統に連系しなければなりません。関係電気会社さんのご協力を頂き九電に申請書を出しました。帰ってきたメールの返答は「逆変換装置が無ければ連系は難しい」とのこと。まずその“逆変換装置(以下“装置”)が何なのか?わかりませんでした。太陽光発電でいうパワコンのことですよと、電気屋さん。高圧の連系ではこの“装置”は不要なのですが、この“装置”が無いと低圧の連系はできないと言われたわけです。じゃこの“装置”を付ければいいのか、ということで値段を調べてみると1千万円以上もします。それでは採算が取れません。なんとか“装置”なしで連係できないか相談しましたが、回答は厳しいものでした。「実際の環境下と同等レベルで試験」を求められたのですが、これはほぼ無理なお話でした。それじゃもう仕方ないと、この逆変換装置を付けることにしたのです。1千万円も高くなってしまうのであれば、他のところで削らないといけませんでした。(つづく)

文:新エネルギー推進チーム 及川

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