料金改定のお知らせ
基本料金・従量料金の改定及び原料費調整制度の一部変更について
平素より、太陽ガスをご利用頂き、誠にありがとうございます。
さて、世界経済は、コロナウィルスのパンデミック、ロシアのウクライナ侵攻などの影響を受け、急激なインフレに見舞われています。国内でも、企業物価紙数は2020年と比較し20%も上昇し、特に、原材料費、輸送費、光熱費等の値上がりが著しく経営を圧迫しています。一方、国際LPガス市場は、米国シェール革命により激変、世界最大のLPガス生産・輸出国は米国となり、日本のLPガス輸入量に占める北米産のシェアは中東産ガス国を大きく上回る状況となっています。このため、LPガス輸入メーカーは2022年1月から米国積みのガス価格及びタンカー運賃を加算した卸売価格の改定を行っています。
弊社では、九州では最も早くLPガス料金の公開を実施し、料金透明化と低廉なガス価格の供給に努めてきましたが、このような情勢変化を受けて、料金改定を行うことにいたしました。
つきましては、下記の内容についてお知らせいたします。
〇基本料金の改定(税抜き)
一般料金 | 1,300円 |
一般料金B | 1,600円 |
スマイルホット料金 | 1,300円 |
エコスマイル料金 | 1,300円 |
*それぞれ100円の引き上げとなります。すべて税抜き。
〇基準従量料金の改定(税抜き)
旧基準従量料金 | 8月検針分 | 新基準従量料金 | |
0~8.0㎥ | 400円 | 462円 | 495円 |
8.1~30.0㎥ | 330円 | 392円 | 425円 |
30.1㎥~ | 280円 | 342円 | 375円 |
*輸入メーカーが卸売価格に米国産ガス価格を組み入れた2022年1月以降、平均原料価格は、旧基準原料価格と比較し平均122円/㎥上昇しています。
調整額は、8月検針分が62円ですが、9月検針分では2円になります。
〇「ガス料金の調整」(原料費調整制度)の一部変更について
▼「基準原料価格」の変更について
1:基準原料価格の算定期間
2023年6月から2023年8月まで3ヶ月間の平均とする
2:基準原料価格の構成内容について
サウジアラビアの輸出価格と米国輸出価格の合成プロパン価格とする
サウジアラビアはCP(FOB価格)の2ヶ月移動平均
米国モンベルビュ―プロパンスポット価格(FOB価格)米国基地経費込み
合成プロパンの割合はCP7:米国3フレート(タンカー運賃:輸入メーカー発表)
石油石炭税1,860円/㌧
3:適用開始時期2023年9月検針分から変更後の料金計算式はこちら他社との料金比較について詳しくはこちらのpdfをご確認ください。
弊社は、電力を含めた総合エネルギー事業を展開して参ります。「誠実」、「公平」、「地域貢献」をモットーに、精進してまいりますので、今後ともご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。